人生最後までおいしく食事を召し上がっていただきたい。
歯がなくなり噛めなくなると、姿勢が悪くなる(前傾姿勢になる)。周りの方で、80歳でもしっかり自分の歯で食事をしている人は、しゃんとしていて姿勢も良くありませんか?
当院では失ってしまった歯に対して、患者さんに適したものをご提案しています。
まずは一度、診察にお越しください。
義歯・入れ歯
入れ歯(義歯)
「歯を失ってしまったときの治療として、昔から長く親しまれている入れ歯。
最近ではインプラント治療が人気ですが、手術が不要で治療期間が短くて済むなどというメリットから、入れ歯を選択される方も少なくありません。
近年では、機能性・審美性ともに優れた快適な入れ歯も開発されています。
入れ歯の種類(保険適用と自費の治療がございます。)
金属床
金属床は入れ歯の主要な部分を金属で作った入れ歯のことをいいます。
レジン(プラスチック)に比べ丈夫な金属を使うので、しっかりと固定され、たわまない、丈夫な入れ歯を作ることが出来ます。
また、食べ物の温度を瞬時に伝えることができ、食事を快適に楽しむことが出来ます。
チタン床
チタンとは、最近は眼鏡のフレームやスポーツ用品など、近年話題の最先端金属です。
安定した皮膜に包まれており、金属の消耗や溶け出すことが無いのでアレルギー等が発生しません。
また、口の中でスプーンをなめた時のような金属特有の味がしないので、味覚の違和感が無くお食事を楽しむことが出来ます。
一般的に入れ歯に用いられる金合金の約1/4の重さでとても軽いです。
ゴールド床
ゴールドは腐食による変色が起こらず、溶け出しにくいため金属アレルギーも起こりにくい、体に優しいという特徴があります。
また、精密な加工が行いやすい金属でもあります。
コバルト床
金属床義歯としてコバルトクロム素材は最も歴史のある素材です。
厚みがレジン床の約1/5と薄く、口の中に入れてたときの違和感が少なく、食事の際も熱がよく伝わります。
丈夫で、永く快適にご使用頂けます。
マグフィット(磁石式入れ歯)
磁石の力で入れ歯がピッタリ吸着します。
歯根に「磁性金属」を取付け、入れ歯に「超小型磁石」を埋め込みます。
虫歯やグラグラし始めた歯根を活用して、よく噛める入れ歯ができます。
歯の無い方は、インプラント(人工歯根)と組み合せてご利用ください。
ノンクラスプデンチャー
金属のクラスプ(残っている歯に引っ掛ける装置)を使っていないので、審美性に富んでいます。
義歯床の厚さを薄く出来るので違和感が少なく、金属アレルギーの方にも最適です。
インプラント
インプラントとは、失ってしまった天然歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する最新の治療法です。
チタンが顎の骨としっかり結合するため、天然歯のような噛み心地が蘇ります。人工歯もセラミックで美しく再現され、審美性・機能性ともに優れた治療です。
従来の入れ歯やブリッジとは違って、健康な歯を削る必要もなく、固定性であるためガタついたりせず、自分の歯と同じように”食べる・話す”ことが出来るようになります。
当院では、インプラントの治療をご希望の患者様に紹介状をお出ししています。
インプラントのメリット
1. きちんと噛める なんといっても一番のメリットはきちんと噛めるということです。 そのことにより食事中のストレスが無くなるだけでなく胃腸などの消化器官への負担も軽減し、脳血流も増加し脳細胞が活性化されるなど全身の健康維持にも役立ちます。 2. アゴの骨がやせて変形することが抑えられる。 アゴが痩せると見た目の印象で老けて見られてしまいます。 3. 周りの歯の過剰負担を避けられる。周りの歯を削らずにすむ。 ブリッジでの治療の場合、失った歯の両側の歯に負担が過剰にかかるため支えている歯の寿命が短くなります。
また、支えの歯が健全歯でも健康な歯質を削らなくてはいけません。
インプラントであれば両側の歯を削ることなく負担も軽減されるためその他の歯に対して有利に働きます。 インプラントのデメリット
治療後も半年に一度のメインテナンスをきちんとしなければいけません。
ご自分の歯と同じようにきちんとメインテナンスをしていないと痛みがでたり、インプラントの持ちが悪くなります。
全身の健康状態あるいは植え込むための骨の状態によりインプラントが行えない場合があります。
ブリッジ
失ってしまった歯の両隣の歯を削り、それを支台として連結した人工歯を装着する治療。
固定式で違和感が少なく、噛み心地に優れているというメリットがありますが、支台となる健康な歯を削らなくてはいけないというデメリットもあります。